父の教え

多分ですが、僕は、何か問題が起きると、悪いのは僕でーす、と思うことが多い人間だ。
良し悪しは別として、その方が楽に感じるからで、実は平和主義なのかも知れない。
いや、問題の重要性を理解できない、頭悪い人間だけかも知れない(苦笑)。
ネジ、一つだっていい加減に余してしまっては何かが狂ってしまう可能性だってある。
ネジが余ったと言う問題発生の裏にはもっとすごい問題が待っているかも知れない。
そう考えると、のんきな事を言ってないで、オトコなら毎日を戦って行かなければならない。

人だってモノだってなんだって、それらすべてには何か意味があるはずで、その意味を
考えると実は苦しい戦いではなく結構楽しむことができるのかもしれない。
昔、頻繁に洗車してワックスして車を磨いていると、死んだ親父が決まって言ってた言葉
を思いだす。「車は洗ってはイケナイ」若い僕は、この意味を理解できなかったが、
お袋は「磨く=減って無くなる」ということを僕に教えてくれた。お袋を関心する前に
夫婦の絆と言うもの、そしてその絆によって僕が生まれてきたことを理解した。
ちなみにその時の車は、腐って手放した。親父というものは偉大なのかも知れない(笑)。
僕は小さい頃から、ちゃぶ台を盛大にひっくり返す親父の姿を見て育った、その意味は
まるで分からなかった。が、しかし今良く考えてみると平和が一番って事を教えてくれて
いたのかも知れない。そうすると戦う気力が無くなる。。。問題は山積み。